プラス妊娠

腎盂炎

腎盂炎

高熱や痛みを伴い、慢性化すれば透析治療を受けなければならなくなる事もある病気です。男性に比べて女性の方がかかる割合が高く、膀胱炎を経験したことのある人は特に注意したい疾患です。生活習慣の改善や気をつけるポイントをしておくだけでも、再発や慢性化を防ぐ有効な方法になります。かかったことのない人も、もしかしたら腎盂炎にかかる可能性の高い生活を送っているかもしれません。普段の生活についてちょっと振り返って、原因に当てはまることが無いかチェックしてみてくださいね。


“腎盂炎”・”腎盂腎炎”とは

血液を通して集められた体内の老廃物や余計な水分、塩分などを含んだ尿を作り、その尿を体外へ排出するのが腎臓の主な働きです。そのため腎臓は、膀胱・尿道を通じて体外と近いところに位置しているといえます。この腎臓に何らかの原因によって炎症がおきた状態を腎盂炎といいます。さらに腎臓の中にある腎盂だけでなく腎杯などにも炎症が広がっている場合には、腎盂腎炎といいます。腎盂炎・腎盂腎炎の違いは、炎症が起こっている範囲によって決まりますが、腎盂腎炎の方が炎症の度合いも強く、発熱や痛みなどの症状も腎盂炎に比べて重くなることが多いようです。

原因

腎臓に最近が入り込む経路として一番多いのは、尿管を尿が逆流してしまうということです。これは、トイレを長時間我慢したり、尿を作るための水分摂取量が少ないと最近を外へ押し流すことができなくなってしまい炎症の原因になります。また、体力が落ちていると尿が少々逆流しただけでも抵抗することができず炎症を起こしてしまう事もあります。また、大変まれですが、尿を作るために使用している血管を通って腎臓に細菌が運ばれてくるケースもあります。

症状

腎盂炎の場合、むくみや下腹部の痛みが一般的な症状です。膀胱炎から腎盂炎に発展するような場合には、始めの症状では頻尿になりますが腎盂炎を発症直前になると反対に欠尿になる傾向が見られます。こういった症状が見られた場合には、とにかく水を飲むんで下半身を冷やさないようにすることが大切です。お茶やジュースでは腎臓に負担をかけてしまう場合もありますので、日ごろから常温の水を1.5〜2L飲み、頻繁に排尿する週間をつけておくと腎盂炎の予防をすることもできます。

膀胱炎・腎盂腎炎に注意!

膀胱炎

トイレを我慢したり、体力が落ちている時に身体を清潔に保っていなかったり、下半身を冷やしてしまったり…本当に些細な事でもなりやすいのが膀胱炎です。膀胱炎になると尿が白く濁ったり下腹部に痛みを感じたりするようになります。特に女性は尿道が短いため、最近が入り込みやすい身体の構造になっています。そのため、一度は経験したことがあるという女性も多く、数回繰り返しているうちにクセになってしまったり慣れてしまう事もあるようです。膀胱炎になったことがある人は、特に注意が必要です。

腎盂腎炎(じんうじんえん)

炎症を起こす最近が腎臓入り口にある腎盂だけで留まらず、その先の腎杯や髄質にまで及んでしまった状態です。下腹部や排尿時に痛みを感じる膀胱炎や腎盂炎に比べると、腎臓のある腰部分や背中に強い痛みを感じることが多いようです。中には足を上げることができないほどの腰や背中の痛みと酷い頭痛、38度〜40度以上の高熱が出るため自力では動けなくなる場合もあります。抗生物質を続けて投与し水分を2L以上取ることで尿と一緒にサイキンを洗い流します。急性の場合、きちんと治療すれば完治することができますが、繰り返したりきちんとした治療を行わなかったりすると慢性化してしまうケースもあります。慢性化すると腎不全につながる事もあるので、急性のうちにしっかり治しておきましょう。