プラス妊娠

基礎体温を知ろう!

基礎体温

妊娠する女性の身体の変化を自分自身で知ることが出来るのが、基礎体温を使った方法です。排卵周期は人によって微妙に違っていますから、妊娠を望む場合には、自分の排卵周期を知っておくことが大切ですね。


妊娠と基礎体温

ホルモンバランスの変化を知る

女性の身体は、脳と子宮の間で行われるホルモン物質によって常に変化しています。この、ホルモン変動と連動して体温も上下しています。体内で起こる複雑な変化を自分で把握するのはなかなか難しいことですが、基礎体温で自分のホルモンバランスの変化とリズムを把握しておくと、自分の身体の妊娠しやすい時期としにくい時期を知ることが出来ます。

月経周期による疾病の発見

子宮や卵巣は大変デリケートな器官です。そのため、ちょっとした体調の変化や生活習慣の乱れでも月経周期が変わることがあります。しかし、無排卵症や無月経などの異常月経や不正出血といった状態になると、できるだけ早期の治療が必要になる場合もあります。こういった月経異常は早期発見が大切ですが、自分で見つけるためにはやはり基礎体温が目安となります。

基礎体温表で見る排卵日の月経サイクル

高温期

女性の卵巣では、毎月数十個の卵胞が育っています。このうち1つだけが成熟卵胞として排卵され、残りは収縮して吸収されます。この排卵を境に、体温は36℃後半〜37℃と高温になります。この高温期に妊娠していない場合、卵巣のなかで形成された黄体は収縮し、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。この黄体ホルモンのよって、着床の為に分厚くなっていた子宮の壁(子宮内膜)が剥がれ月経が起こり、次の妊娠に向けた準備が始まります。


月経期

約2週間ほど続いた高温期が終わると月経が始まります。月経が始まると、今まで高かった体温は急激に下がり、36℃前半になります。月経期は分厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち子宮の壁が薄くなります。卵胞ホルモンや卵法刺激ホルモンも分泌量も低く、免疫力が低下する時期なので、体調を崩し約すくなり増す。また、この時期には水分を溜め込みやすくなり体重増加やむくみがひどくなるという傾向も見られます。その他にも、腸が動きやすくなり便通がよくなったり中には軟便になる人もいます。


低温期

月経中から体温は低くなっていますが、月経終了から約5〜10日後の排卵に向けて子宮と卵巣が準備を始めるのがこの低温期です。低温期にはまず、エストロゲン(卵胞ホルモン)が卵巣から分泌され、この刺激を受けて脳下垂体で卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンが分泌されます。この2つのホルモン物質が分泌されると、24〜48時間ほどの間に排卵が起こります。この時、体温が低温の中でも一度カクンと落ち込んだようになる場合が多く見られます妊娠を望む場合には、このカクンと落ちたときを目安にしておくと受精しやすくなります。


計り方と表のつけ方、見方

計り方

基礎体温は、毎朝同じ時間に身体を横にしたままの状態で測ることが基本になります。一分一秒同じ時刻で無ければいけないというわけですし、たまには時間がずれてしまうことがあってもかまいません。また、無意識のうちに起き抜けにトイレへ行ってしまい身体を起こしてから計測することもあるかもしれませんが、たまになら問題ないと考えてください。出来るだけ長く記録をつけておく事も重要になりますので、無理なく続けられるように工夫しましょう。インターネットサイトの中には、自分の体温を入力していくだけで、妊娠しやすい日や排卵周期・月経周囲期・ダイエットに適した時期などが解りやすくグラフにまとめられるところもあります。

婦人体温計

婦人体温計は、一般的な体温計より細かく正確に体温の変化を測れるようになっています。そのため、女性の身体の些細な変化を体温としてみることが出来るのですが、毎朝同じ時間に計測するのは意外と大変なものです。しかし、そんな人は体温計の中に一ヶ月分の計測記録を保存しておける婦人体温計などを利用すると良いでしょう。婦人体温計に目覚まし機能が付いているものやパソコンにデータを移してパソコン内で基礎体温を記録する事が出来るものもありますので、こういったものを利用するのもおすすめです。

基礎体温とホルモン変化のグラフ

基礎体温とホルモン変化のグラフ